人口減少や少子高齢化の進行、物価高騰による生活不安の拡大、地域のつながりの希薄化、孤立・孤独問題の深刻化など、地域社会を取り巻く環境は大きく変化しています。さらに、デジタル化の進展や働き方の多様化により、住民の生活課題は複雑化し、従来の制度や分野ごとに分かれた支援だけでは十分に対応できない状況になりつつあります。
こうした社会情勢を踏まえ、国は「地域共生社会」の実現に向け、分野横断的な支援体制づくりの構築が進められております。このような中、社会福祉協議会においても、地域福祉を推進する中核的な団体として、地域の課題や住民ニーズを的確に把握し、多様な主体と連携しながら、誰もが安心して暮らし続けられる地域づくりを推進していきます。
また、能登半島地震をはじめとする自然災害の頻発化を受け、災害時における要配慮者支援や地域の支え合い体制の強化は最優先の課題であるとされています。平時から行政・企業・NPO等・地域住民との協働体制を構築し、被災された地域住民に寄り添う被災者支援等を円滑に進めることができるよう、有事に備えた実効性のある支援体制づくりを進めます。
社会福祉協議会は、「誰もがつながり支え合い 笑顔あふれる玄海町」を基本理念に掲げ、地域の担い手不足が進む中でも、住民一人ひとりが役割を持ち、支え合いの輪が広がる地域社会の実現を目指します。そのために、ボランティアの育成や若者の地域参加の促進、多様な主体との協働を通じて、持続可能な地域福祉の基盤づくりに積極的に取り組んでまいります。